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孕(はらみ)のジャン

jyan.jpg

  物事が破談になったり、壊れたりした時「オジャンになった」とは日常よく使う言葉である。で、その「オジャン」だが、奥行きが広いものだと初めて知った。

  最近、寺田虎彦の「怪異考」を読んでいたら「孕のジャン」の一編があった。孕とは土佐の海辺の地名である。寺田虎彦は子供の頃、故郷の高知の近所のおじいさんからこの話をよく聞いたと書いてある。

  「土佐今昔物語」にもこの記述があり、海で漁をしていると突然ジャーンと大きな音がして急に全く魚が捕れなくなるのだ。で、曰く;「物の破談になりたることをジャンになりたり」とある。

  私は今まで江戸時代の火消しが「ジャン、ジャン」と半鐘を鳴らし、{火事になったら全てが「オジャン」になる}のが語源だと思っていたが、遥かな大昔から使われていたのに驚いたもの。

  寺田虎彦は科学者らしく様々な考察を巡らし仮説を立てているが、後の世代の検証にゆだねると書いてある。

  ふっと思い出した;大阪のミナミに「ジャンジャン横丁」がある。なんせ「ジャンジャン」が二つあるのだ!あそこはただでさえ危ない雰囲気が漂う一画だ。近寄るべからず。貴方の人生が「オジャンになるかも」!?

  写真は「孕のジャン」の高知、浦戸湾の風景。
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テーマ : どうでもいいこと。 - ジャンル : 日記

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